Polyvore消滅以後のファッションSNSを制したのは…?

ファッション系SNSの一大勢力、Polyvoreが突然消滅して約半年。コーディネート画像のコラージュを作成し、ユーザー同士が交流できる、次のファッションSNSプラットフォームの動きを追っています。

突然閉鎖のSNS、Polyvore周辺で起きていること の続き

Polyvoreからの乗り換え先は、trendMeFashmates, SHOPLOOK, URSYTLEbentoa,combyneなどなどまさに群雄割拠状態。なかでも「Polyvoreを完全再現する」と宣誓して開発をスタートさせたアメリカのCHICVOREは最有力候補だった。じつはその一方で、日本発ZOZOのIQONが、ブラウザ版PolyvoreそっくりUIなので、この英語化が一番早いのではという予測も。

CHICVOREは「5月頃にリリース間近!」のアナウンス直後にオープン前のサイトが復旧不可能に…その開発に携わった外注エンジニアが逃げてしまったようで、その後音沙汰なし。ZOZOのIQONは、特段に目立った動きはなかったですね。 そんな群雄状態のなか、ユーザーの心を掴んだのは、URSTYLEだった。

URSTYLE.com – Fashion Social Network

URSTYLEは、今とはかなり異なるベータ版のUIからスタートし、当初あまり期待されていなかったのですよね。ところが、かなりの勢いでPolyvoreユーザーの声の取り込み、密なコミュニケーション(とそのオープンさ)が群を抜いて見事だった。Polyvoreのコアなユーザー間でも、その姿勢に信頼を置かれ、”URSTYLE推し”が大多数を占めるようになってきた。

URSTYLE.com – Fashion Social Network

先月には、ニューヨークのタイムズスクエアに大体的に広告展開。スポンサーつきのコンテストもスタートし、かつてPolyvoreにあったファッションコミュニティの活気が、URSTYLE内にほぼ完全に取り戻されつつある。

ポーランド発のURSTYLE

ポーランド西部の都市、ポズナンに本社があるのURSTYLE。2011年には、原型サイトを公開したようだが、公式には2017年にスタート。創業者はDamian Gądziak氏とOliwia Gogolewska氏。CEOのDamian氏については、ICOアドバイザーや、最近ではブロックチェーンベースのWEB開発のDevChain社も立ち上げている様子。

URSTYLEは、現在ブラウザ版だけだが、アプリ版も準備中で近々リリース予定。2018年9月現在、会員数は全世界で10万人。過去にPolyvoreで作られたセット(コラージュ作品の総称)の引き継ぎも含めると、すでに100万セットアップされている。提携ショップから服などの約1000万以上のプロダクト画像を扱うことができるほか、提携ショップ以外でも、WEBにある画像を取り込めるブラウザのエクステンションのリリースがされた。

このブラウザエクステンション、じつはもともとPolyvoreにあったもので、”WEB上のあらゆる画像をコラージュできる”という意味で画期的なツールなのだが、提供する側にとってはリスキーなものでもある。なのですが、ユーザー視線で踏み切ったのですよね。この機能追加は、かなり決定的だったように思う。

ファッションウィークにあわせたコンテストもスタートしているので、追って操作方法のチュートリアルを紹介してきますね!フォローしてね〜(↓)

追記:URSTYLEのつかいかたチュートリアルをつくりました!