銀座ポートレート撮影の舞台裏1 -Zehitomoというサービスを使ってみた

今回幸運にも、ファッションフォトグラファーとして業界内でも名高い、両角章司さんに撮影をしていただくことになりました。一方、私自身はモデル志望でもなんでもない一般人。お互い面識があるわけではなく、撮影一週間前にはじめてお会いしました。しかも、ある意味極めてイマドキな出会い方で(笑)。撮影までの経緯を綴ってみます。 プロに直接仕事を依頼できるZehitomoというサービス 銀座街なかでの撮影という構想は以前からあったのですが、これぞというカメラマンが見つからなかったのですよね。やっとの思いで見つけたインスタグラマー的女性カメラマンは、当面都合がつかず、さて困った…。今回なんとしても梅雨前に撮影を終わらせておきたく、本腰入れて探し始めていたところでした。 Instagramやアメブロで個別に探すほか、カメラマンと被写体を繋ぐマッチング系サービスに登録しているのですが、CREATORS CLICK、フォトマッチ、いずれもベータ版でサービス終了。そんななか偶然見つけたZehitomo(ゼヒトモ)。 これ、アカウント登録の段階で結構細かい情報を入れさせられるんですよ…。え、希望日程ありき?予算も入れなきゃいけないの?面倒くさ!(笑)と思いつつ、試しに適当に情報を入れていき… アカウント登録完了後、わずか数時間で3人のカメラマンより提案が…!なるほど…これまでのマッチング系サービスとは違って、Zehitomoでは依頼者の依頼内容めがけてカメラマン側から提案がくる形なんですね。 この提案者のうちの一人が両角章司さん(@shojimorozumi)だったのです。ファッション誌はもちろん、芸能人や著名人(北野武やアラーキーなど難しそうな人まで!)のポートレートも手がけるプロ中のプロ。雑誌のPrecious(プレシャス)風で撮ってもらいたいな〜と思っていたところ、まさにその雑誌の撮影をも経験したカメラマンに出会えるとは思ってもみませんでした。 しかし一方で、ここまでの実績をもつかたが、予算もなければ、「モードっぽく。雑誌風に。」と適当な依頼文、なんならアカウント顔写真も載せていない私になぜ提案いただけたのか…?じつは業界内にいられないほどの悪事を犯して、資金繰りに困っているヤバイ奴なんじゃ…?と一瞬思ったのも事実(笑)。チャットで会話すると、事前打ち合わせに対応してくださるとのこと。期待と疑惑のドキドキ感を抱きながら、両角さんが所有しているというスタジオに向かいました。 銀座ポートレート撮影の舞台裏2 -ファッションフォトグラファー両角章司さんとの出会いに続きます。

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銀座ポートレート撮影の舞台裏2 -ファッションフォトグラファー両角章司さんとの出会い

カメラマンやなど、その道のプロに仕事を依頼できるマッチングサービス、Zehitomoというサービスで出会った、ファッションフォトグラファーの両角章司さん(@shojimorozumi)。急遽、事前打ち合わせにも応じていただき、スタジオに向かいました。 銀座ポートレート撮影の舞台裏1 -Zehitomoというサービスを使ってみた、の続きです。 完全にフラットな立場で一般の人を撮るということ スタジオに到着し、私の自己紹介や撮影依頼の経緯を一通りお話した後、両角さんがこう仰いました。 「ある程度仕事も落ち着いて新しいことにチャレンジしたいと思って…。業界内ではある程度名前が通っていても、Zehitomo内は俺のことなんか知らない人ばっかり。お金のことは考えず、面白そうな人やピンときたものだけ提案するようにしている。逆に提案が却下されると、俺の何がいけなかったのだろう?どのカメラマンに依頼が行ったのか?と真剣にヘコむよね(笑)。完全にフラットな立場で一般の人を撮影する新しさ、普段の仕事とは異なる撮影の面白さがここにはある。」 またカメラマン側から見たZehitomoサービスの新規性にも言及していました。サービス仲介手数料は無料で、報酬は全部受け取れる。じゃあ、どういうビジネスモデルかというと、カメラマンをはじめサービス提供者側がZehitomoに登録をする際に、Zコインと呼ばれるもの(実質、数百円と極めて少額)を購入するという仕組みで成り立っている(※)とのこと。 ※成り立っているのかは不明ですが、調べてみると2017年にはシードラウンドで1.5億円を資金調達。サービス創業のきっかけとして、創業者自身が結婚式のカメラマン探しに苦戦したエピソードもあわせて興味深いです。 そういうことでしたら、是非ともお願いしたいです!と正式に依頼をし、服よりも私自身のポートレートとして焦点をあてたほうがいいね、ヘアメイクさんはつけたほうがいいよ、などご提案いただき、ロケ場所もあわせて具体的に話をつめていきました。 そのほかにも ・ファッション誌ロケ撮影の進め方として、撮影現場の敷地管理者、場合によっては警察署まで一ヶ月前には撮影許可をとる慣例 ・ファッションフォトグラファーを育てているのは、ファッション誌編集長、そしてアナ・ウィンター(米・VOGUE雑誌編集長)の凄さ ・個性的な編集者が少なくなった現在の日本のファッション誌 ・結局いい腕を磨くには海外に出るしかないし、当然違ってくるカメラマンの質、待遇や扱いにも国内外で大きな差 ・パリコレもあるフランスは、ELLEやmarie claireなどの影響力も大きく、つまりはファッションに価値を見出してお金を落とす政治家の存在が実は大きい などなど、気づいたら2時間近くも盛り上がってしまいました! 私自身、このKOIKIブログをいかに雑誌っぽくするかを目指しているので、ファッション誌の現場の話は大変参考になりましたし、現代のカメラマンを取り巻く国内外の状況の話も非常に興味深かったです。 銀座ポートレート撮影の舞台裏3 -撮影当日に続きます。  

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