UXデザイナー、そしてワーママの葛藤

そんなわけで、マタハラ派遣切り後は、実際は(やはりというべきか)女性経営者の会社に拾われて出産直前まで働くことができました。

なんとか娘が保育園に入れて、今後は、IDEO出身の代表が立ち上げたデザイン会社で、UXデザイナーとして働きはじめました。ちなみに、UXデザイナーってなぜか国内では”UX/UI”のWEBやアプリのデザイナーという認知なのですが、ここでは、UX専門でデザイン・リサーチが主体でした。

スタッフみんな、プロジェクトに関連する現場を実際に見たり体験しながらアイディアを考えるフィールドワークで、国内外をノマドワークしてましたね。クライアントのステークホルダーを巻き込みつつ、課題解決、新規事業を考えるワークショップ企画をメインに、私自身は、家電、車、ITサービスや子育て、働き方などのリサーチと、WEB作ったり、ちょいシステム系のお仕事も。

っていうと、なかなか華々しいとも思われますが…。

一方で、家事、育児、仕事の両立で、試行錯誤と葛藤の数年でした。 娘が体が弱く2歳頃は、3日保育園行って3週間休みを繰り返してた。途中で出張は取りやめ、基本、在宅勤務にしてもらったのですが、色々追いつかなくて…。

家事育児分担で夫とめっちゃ喧嘩したし、病児保育もナシに。娘の喘息の咳で起こされる度に、眠い体にむち打ち吸入した後、娘が静かなうちにと深夜に仕事をすることも。そんなわけで睡眠は浅く、不規則な生活リズムでね。

女が子育てしながら働くなんてとんでもないという両親から、マイホーム、次の子早く!とガミガミ責められ(るように感じて)て頼れず。在宅ワークで、日々雑談的なものもなく、休日もお出かけは夫優先で、友人にも合わない孤立感もありましたね。

ある朝、ほんと起きれなくなっちゃったんですよね…。心身ともに疲弊していたのだと思います。

会社のほうも色々考えてくれたし、振り返ると複合的な要因が重なったのですが、仕事家事育児を両立できない、自己管理できない自責にむき、なんというか心折れたw。そういう意味では、自分の限界が知れました。

その後は、家の近所のAI・ビッグデータ解析の会社で、インサイドセールス。めっちゃゆるやかに働いていました。

今って結構、女性活躍!在宅(リモートワーク)万歳な風潮ってあると思うのですよ。ただ一筋縄ではいかないし、気をつけなければいけないところもあって。もし過去の自分に、そして似たような境遇のワーママにアドバイスをするのであれば…

続きます。